罪之名

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歌曲名稱
罪の名前
罪之名
2016年6月10日投稿至niconico,再生數為NiconicoCount 執行錯誤: type: "network" information: { "readyState": 0, "state": "rejected", "status": 0, "statusText": "error" }
同日投稿至YouTube,再生數為YoutubeCount 執行錯誤: type: "network" information: { "readyState": 0, "state": "rejected", "status": 0, "statusText": "error" }
演唱
初音ミク
P主
ryo(supercell
連結
Nicovideo  YouTube 

罪の名前》,是ryo(supercell)於2016年6月10日投稿至niconicoYouTubeVOCALOID歌曲,由初音未來演唱,為《初音未來 -歌姬計畫- X》的開場主題曲。

歌曲角色為三人:容貌有缺陷的女孩,非常討厭扭曲的事、眼睛無法看見東西、溫柔的男孩,還有在看不見的地方隨意玩弄人的命運、以此來打發時間的女神。

在距離《初戀終結之時》投稿7年半之後,ryo再次向niconico投稿,並寫了數千字超長後記:

展開後記原文[1]

あとがき

罪の名前、聴いてくれてなおかつこのあとがきまでダウンロードして読んでくれるなんて、
作った甲斐がものすごくあるってものですね。ありがとうございます。
そもそもですね、あとがきってなに?っていう所から疑問に思う人いると思うのですが、
これは歴史がありまして、自分がニコニコ動畫を見始めた頃、ものすごく好きだった歌い手のガゼルさん
(後にsupercellでもボーカルを務めてくれて現在はソロで活躍もされてます)が歌の動畫と一緒に
こうやってあとがきというテキストを書いて配布してくれてたんですよね。
なのでそれを真似してみたのが始まりなんです。

で、今回もそれに倣い書いてみてる、というわけなんですが自分はデビューしたくらい
からメルマガをほぼ休まずずっと続けてましてそちらは毎週水曜日配信。書き始めた當初は
200文字(ガラケーという事情もあり)くらいだったのですが今となっては今週書いた
メルマガに至ってはおよそ3000文字。というわけでこのあとがき、長くなる予感しかしません。
覚悟を持って読んで頂きつつ、またご容赦頂けたらと。それくらい自分、この曲とは長く付き合って
投稿するに至るという感じでして書くことが盛りだくさんだったりします。

そもそもなんでミク曲作ったの?という経緯からですが、毎度おなじみセガから発売されます
ゲーム、プロジェクトディーバに曲作ってくれませんか?という所が始まり。前回ODDS&ENDS
のときもそういう流れから作ったんですが、毎回きっかけを作ってくれてとても感謝しています。
前回はミクをイメージとして、ミクとの物語として曲を作るという感じだったのですが、今回は
自分が今現在作ってみたい、それは失敗する可能性も含めて自分自身の前進のために作る音楽。
それから一緒に歌ってみたいってのはいつも通りですが、製作時間を気にせず作る。
そして何より自分のために、自分を鼓舞するために鳴ってくれる音楽をひたすら追求すること。
そんなテーマで曲を作ってみようと思い作りました。
そういう意気込みで作り始めたこの曲は、作るほどに奧が深く、自分はとても迷いました。
そして締切は破られるのです。恐ろしい、、、関係者の方にとっては最悪な事態でしかありません。
いつまで経ってもあがってこない。催促が來るのは一度や二度ではなく、本気でまずい事態になって
ます!というメールにもなお、まだ待ってくださいという鬼の所業。この曲はだから、
セガの関係者の方の半端ない忍耐力のおかげで完成した楽曲なんです。
改めてこの度はご迷惑おかけしました。そして自分は満足いくものが作れました。
ありがとうございます。

さて、自分のためだけに鳴る音楽、という相當わがままな作り方を作曲の手法として取ると決めたので、
この曲が完成するまでには相當時間がかかったという話からしていこうと思います。
まず最初に具體的にどういうことをテーマに曲を作ろうかなと。そこで根幹にあるものとして自分が渇望するもの、
そして自分にしかわからないものをテーマに據えようと思ったんです。
そして考えて考えて自分が求めるものを見つけました。それは、「普通の人になりたい」ということ。
なんだそれ、皆普通だし、お前も普通だよって話なんですが、そういう意味での普通というのではなく、
社會的に、集団生活的に、普通の人が割合で言ったら多く存在するとしたら自分は確実に底辺。それもドが付くほど
の底辺に存在していると感じてしまうんです。そして自分はその割合で言ったら多く存在するところに憧れが
ものすごくあるということなんです。

自分は自分の中でその普通になれないという思いがあまりに強く、そのため自分の中では常に相當な戦いがありました。
そして結果、自分には普通というものになれない消せない烙印のようなもの、そしてその普通というものに
異常な執著があることに気がつきました。
この次はそれがなんなのか、どうしてそうなったのか、そしてなぜ自分が音楽をやっているのかという話を
していこうと思います。

自分が音楽にはじめて觸れたのは小學校一年生の頃、ピアノを習いはじめたのがきっかけ。で、
小學生の頃はピアノの先生になるのが夢とか言っていた時期がありつつ、自分は中學生になります。
そこで昨今もよく問題になっているいじめに出くわします。自分の場合はそのいじめというのが
仲間外れにされるという単純なものというよりは、複合的で、特定の人からは突然蹴られる毆られる、
そして複數からは見てみぬフリをされ避けられる、そして最も自分にとって重かったのが金銭の強要。
最近よくニュースで聞きますけれどもあれと同じことが自分にもあったんです。それは自分が中學一年生のときでした。
中學生にとって何萬円という金額を幾度も要求されるのはとてもとても重たいもので、その中には先輩やその弟
だったり、相手は小學生もいたりしたんです。

登校するのが、外出するのが本気で怖いということ。これは普通の學校生活を送れた方にとっては全く
理解できないことだと思います。先生や友達や親にばれないように自分は振舞いました。
なぜそんなことをするのか、この感覚が理解してもらいにくい所なんですが、一言でいうなら
人に話したら自分の居場所が完璧に、0になってしまうという恐怖。それがそうさせる最たる原因な気がします。
そして自分は自分を消す感覚、自分は普通以下の人間で奴隷のような人間なんだという感覚を學ぶことで
心の痛みを消すことを覚えます。

下校するのも見つからないように、誰にも知られず家に帰ること。勉強や友達と遊ぶことなんかよりとにかく
そのことが一番大事でした。ですけどその後家まで來られるということもあるわけです。とにかく明日が來るのが辛かった。
そして結局誰にも言えませんでした。正直中學一年の時の一年間は毎日生きた心地がしませんでした。
周りの同級生たちはそんなこと露知らず毎日を過ごしていて、本當に本當に羨ましかった。

そして二年生になり自分は學區外の塾に進んで通いだしました。自分の場合、自分の感覚としてそれでも
登校拒否はしなかったし選択としてありえなかった。だって誰に対しても完全に隠し切っていたから。
だけどやっぱりあまりに息苦しくて、だから外に自分の居場所を求めたんです。

そこで知り合った友達は偏見がなくて、すごく楽しいやつらでした。思いっきり笑いあえましたし、
よく塾帰りに遊んだりしました。多分向こうからしてみれば普通のことなんでしょうけど、自分にとっては
もうそれはあり得ないくらいの幸せで。で、そこで知り合った友達に洋楽を教えてもらったんです。

ヴァンヘイレンにメタリカ、シカゴ、ディープパープル、アイアンメイデン。ハードロックばっかりですね。
當時にしたってずいぶん古い音楽だったのですが、それらの音楽がとても衝撃的でめちゃくちゃハマりました。
でもオルガンの音だけはなぜか好きになれなかったのを覚えています(笑。オルガンいらないって。

そして三年生になった頃、自分は音楽、というかシンセサイザーという楽器に出會います。それは音がたくさん
出せる魔法のような楽器で自分はそれにとても夢中になりました。買ってもらった最初のほうこそ好きな曲の
バンドスコアを買ってきて譜面どおりに打ち込んだりしていたんですけれどもそもそもバンドスコアって高くて、
そのくせ細かいところは乗ってなかったりして、なのでいつの間にか自分は自分の曲を作るようになっていったんです。

ベースという音色は音が太かったのでメロディに、ハイハットという謎のノイズが出る音色は合いの手に、
と誰に習うわけでもなく買ってしまったのでもう滅茶苦茶ですが、そうして出來上がったただの音の複合體で
しかないものを作る行為は次第に自分にとっての自分の居場所になってくれたんです。

ここまで読んで頂くと、自分が普通になりたい、と言っているのはそういう時期があったからだ、と。
かわいそうだなと思ってくれる方も中にはいらっしゃると思います。ありがとうございます。

でもですね、この話には続きがあります。自分はそのあとすぐ気がつきました。そうなってしまった自分はダメなんだ、
そして劣等感で一杯でそのことが頭に浮かんでしまうともう何も手につかない、でもそういう自分であっても音楽に
觸れている時、その瞬間はありのままの自分でいることが許されたんです。そして學びました。
辛かったことはいつか忘れられる。そして考えてもしょうがないことがたくさん起こる。それがあなたの、自分の人生なんだと。

暗い話が続いてしまい、書いてるこちらまでなんだか申し訳ない気持ちで一杯になってきました。
すみません、、、いや、全然自分はきちんと振り返って書くことが出來てますし、大丈夫です。
本當にさらっと読んで頂ければなと思います。まあちょっとそんなわけで音楽を聴いたり作ったりしながら
自分は成長することが出來ましたという話でした。そして次に書くのはこの楽曲のお話。なげえよ。
そういう自分のちょっと特殊な人生観、自分にしかわからない出來事を踏まえて色々とピアノ弾きながら
鼻歌でメロと歌詞を作っていきました。そして出來上がったお話、というか曲はこんな感じ。

登場する人物は主に3人。主役となるのは容姿に問題を抱える女の子、そして曲がったことが大嫌いな
目の見えない心優しい男の子。そして影で人の運命を暇つぶしに弄ぶ運命の女神。

女の子は生まれたその瞬間に運命の女神に目をつけられます。そして人に見せられないような顔にさせられてしまうのです。
女の子は嘆きます。どうして私は私に産まれてしまったのでしょうかと。日々疎まれ理不盡に差別される中、
女の子は男の子に出會います。男の子は目が見えません。なので女の子がどういう顔なのか全くわかりません。
そうしていじめられる女の子をかばい友達になってくれるのです。女の子はたいそう喜びます。そしていつか
願うようになります。この男の子のために、私は普通の女の子になりたいと。

男の子は男の子で、そんな女の子に次第に好意を寄せるようになります。そしてその女の子の気晴らし
に少しでもなればいいと白いユリの花を贈ります。そこでまた現れる運命の女神。これは面白い展開になった、
と。白いユリの花を不吉な黒に染め替えてしまいます。そしてここで男の子の目を治して
女の子の醜い顔を見せたのなら、男の子はいったいどんな顔をするのか。全ての事象に飽きてしまった女神は
殘酷なことでしか自分を解き放てないのです。そして魔法をかけます。男の子の目よ治れと。

ここで女神は一點、大事なことを忘れてしまっていました。魔法は一度かけたら前にかけた魔法は
解けてしまうということ。男の子は「目が見える!」と喜びに打ち震え、そして女の子を見るのです。
女の子は突然の事態を飲み込めず、絶望に打ちひしがれます。ですが、その時女の子に奇跡のような
出來事が。

というお話になります。豆解説としてイラストを描いてくれた優さんはそういうわけで
ああいうイラストを描いてくれています。半分は見せられないよっていう。
あと黒いユリの花なんですが誰にも見られず好意を持った相手に渡せたとき、
その相手と結ばれるという言い伝えがあるそうです。で、女神は人じゃないので、結果
女の子と男の子は結ばれるということにしておいてもらえればと。

ぶっちゃけ細かい部分で設定は破綻してそうですが、なんとなくのお話ってことでご容赦頂ければ。

そして女の子はリジーベラスケスさんという方がモチーフ。彼女の生き様を拝見して、なんて強い人なんだろうと。
そこからインスパイアされて彼女がこの楽曲に動力を與えてくれました。

タイトルですが、生まれながらに人は差別され、そして被むる側になった時、その人にとって
その苦しみは、その罪の名前はなんと呼ぶものなのだろう、と。またそんな人が生きることは罪なのですか?と。
そういう思いからこの曲のタイトルは罪の名前となりました。

さてさて一旦休憩させてください。曲の構想や歌詞の部分だけでこんなに長く書くことになるとは
ちょっと思ってませんでした。でも書き始めたら止まらなくて。

ここから先はレコーディングの話や音楽の話になりますので、お気軽な話題になります。
楽器とかそういうの興味ねえよって方はここまでで。長々とお付き合い頂きましてありがとうございました。

そして暇だから曲聴きながら見てやるよって方は引き続き長々となりますが、読んでもらえたらなと思います。

というか曲長い。6分30秒て時代に反してます。多分自分が一視聴者なら聴かない。
なんかですね、やりたいことやろうとすると長くなる傾向に自分あるんですよね。多分自分音楽の
才能がないんだと思います。がっくりです。でも自分にとって最大の不思議なんですが、そもそもニコニコ動畫って
別に音楽の才能を判別するような場所じゃないじゃないですか。でも発掘された人は數多くいるじゃないですか。
誰とは言いませんが、自分もその中に好きな人たくさんいます。でも、そんなボカロPが最初にあげた動畫とかって
相當クオリティ低いのは否めない。否めないじゃないですか。自分が最たる例ですけれども。
なのにそのクオリティの低さをものともせず良さを見つけて楽しめる視聴者が數多くいるのはどういうことだろうと。
そしてそういう人たちは多分にもれず才能を開花させて素晴らしい音楽を作っていくんです。
聴いてくれる人はそれがなんで最初からわかるんでしょうか?どうしてその人の才能を見抜けるのでしょうか。

ソニーにはSDという新人発掘部門みたいな部署があるんですけれども、そういう部署があって
お給料もらえるならボカロリスナーも社會的になんかもっとあってしかるべきじゃないかと。

話逸れましたね。ではちょっと休憩できたのでレコーディングの話に。

この曲はですね、普通に聴く分には普通の曲にしか聴こえないんですが、パート別に見ていくと実は結構細かいものが
積みに積まれているんです。そんなアレンジの部分を紐解いて、というか振り返って書いていこうと思います。

まず楽器の編成ですが今回エレキギターは入ってません。というのも最初から
弦カルテットを基調に作っていこうと思っていたからなんです。商売っ気抜きにすればエレキギターと弦の相性は
あまり良くないと自分は思ってまして、あんまり組み合わせたくなかったりします。なら抜いてしまえと思いまして
抜いたんですが、なんとなく出來上がったものを聴いてみて判明する。全然ポップなサウンドじゃない、、、これは辛いと。

で、ならばとギターの代わりにバンジョーとクラシックギターを配置。演奏はTESTさん。バンジョーって相當
難しい楽器でギター弾きが持ち替えで簡単に弾けるようなものではないんですけれども、TEST先生は
ちょっと練習して、普通にプレイして帰っていきました。毎回相當難しいことを息するかのように
やってのけるので、知り合いであるほどにTESTさんって悽さが伝わりにくいんですが改めて正直悽い人です。

そして去年自分的にブームだったハーディーガーディーという手回しバイオリンにバグパイプがイントロに
配置されてます。両方生演奏なんですが、ハーディーガーディーはそもそも奏者を探すのが大変でした。
知り合いの知り合いのお父さんの友達みたいな繋がりでようやく奏者を見つけて演奏して頂きました。

そしてバグパイプ。これはグレートハイランドバグパイプという、バグパイプって種類が実はたくさんある
んですがその中でも伝統的に使われているバグパイプで演奏してもらいました。音量がとにかくすごくってですね。
戦場で隣の山にも響くほどらしいのですが、とにかく生で聴いてすごい感動がありました。あとあれバッグのパイプって
意味合いがあるようで、あのバッグ部分を最初に膨らませてあげるんです。それに最初の音は必ず下からしゃくり上げた
音になるとか。知らないとわからないところもありました。さらに作曲的な側面からこの楽器のしびれるところは、
なんとキー固定で1オクターブ分の音程しか持っていないということ。すごいです。

というわけでイントロにバグパイプを持ってきているのもそういう理由。後から都合よくアレンジできる楽器じゃないんです。
そしてこの楽器ありきで楽曲のキーが決まっているのでそのせいなのか、おかげなのかわかりませんが結果
いつも以上に転調が多用されてます。

そしてハープ。演奏は朝川さん。超絶プレイに聴こえることをさらっと演奏されてます。ハープはよく楽曲に
入れるのですが、自分のアレンジがまだまだで、響き方を今後もっと研究してもっと美しくアレンジしたいと思います。
ちなみに朝川さんプロデュースのハープ専用アプリがあったりしますので興味ある方はぜひ。

弦カルテットを率いて演奏してくれているのはクラッシャーさん。名前がアレなので知らない人はごつい男性かと
思いますが女性です。これほどキーがガンガン変わる難解な譜面でも楽勝っていうか、昔から知ってる曲って
いう感じで演奏してくれました。そしてすげえなと単純に思います。演奏中は凜としてるし。
才能という言葉はまさにこの人のためにあるんだなと。音楽家としてのあり方としてもとてもステキな方です。

鉄琴やピアノ、メロトロンは自分演奏。鉄琴はマイ鉄琴持ってるんです実は。音がすごい良くてチャンスあらば
常にアレンジに入れようと思ってる楽器なんです。最初はめちゃ下手でしたが、最近は下手くらいに昇格したと
思いますがいかがでしょうか。

さてさて、お次はリズム隊ですが生ドラムにエレキベースを配置しつつ、生でストンプも録音してるんです。

まず生ドラム、シェイカー、タンバリン、ティンパニ、両手シンバルはショボンさん。
実はドラムはほぼキックしか踏んでいません。1C終わりにドラムフィルがあるんですがそこだけだったので
そこは気合入れて叩いてくれてました(笑。ショボンさんはタイム感が鬼すごくて、自分も結構リズムには
自信ありますが、毎回おお!と思わされます。シェイカーとタンバリンも本當すごい上手いんです。
ズレないブレない。

そしてエレキベースとストンプ部隊のコーディネート(?)を二村さん。ここ數年ずっと演奏してもらっていますが
自分が言うのもなんですがステキプレイが出來るベーシストの一人で、音作りや楽曲に
寄せていくプレイの取捨選択が素晴らしいんです。ベーシスト選びに迷っている方はぜひ彼を(笑。

ベースとドラムはいつもせーので録るんですけれども、毎迴音作りに8時間ほど使って演奏はテイク2くらい
までで終わるという。リズムは奧が深くて楽曲の中でどう響くか、キックとスネアとベースのそれぞれの抜けや
粒立ち、アタックやサステインの出し方なんかは録る段階で完璧にマイキングで出來ていないとダメなんです自分的に。
そんな面倒くさい自分のやり方に毎回付き合ってくれて本當助かってます。

ストンプはですね、生でストンプやってみたい!と思い立ったのでスタッフ総出でブリキのバケツや長い木の棒、
それに舞台用の音の鳴る台を貸してくれるところなんかを探しに都內中駆け回りまして、楽器となるものを調達。

そしてストンプやってくれる演奏者、そんなプロの人いないのでベースの二村さんが知り合いのリズム感ある人たちを
集めてくれました。みんなストンプなんかやったことない中、わりとしっかりプレイできてしまって終わった
あと皆またやりたい!って言ってくれてよかったです。もちろん自分も參加してます。

その他のリズムとしてはグリッチサウンドを配置したり聲をサンプリングしてあれこれ加工したものを
混ぜ込んだりしてます。そしてエフェクト音として砂とシャベルとコイン。これを大手スタジオでレコーディングしたの
自分くらいだと思いますが、スタジオの中に囲いを作って砂買ってきてまいて、そこにシャベルでザクッて
リズムに合わせてやったりしてるんです。イントロで鳴ってるのはその音。これも生演奏。
コインは機の上で回転させたのを録音してるんですが、これがなかなか。上手い具合に曲にハマッてくれるまで
何十回と回し続けました。レコーディングにおいて一番難しいことって正解がなんだかわからないやつを
録音すること。ギターのノイズだけの録音とかもうそうなんですけどね。リズムはだいたいそんな所でした。

最後に歌。ミクさんですね。當初普通に従來通りメロを打ち込んでいたんですが、人が歌ったものを
ミクのデータに変換するというある意味本末転倒なソフトが発売されてまして、それを試してみたかった
ので買ってみた(2萬くらいしやがりました)ら、すごい良くて。メイン歌はEGOISTで歌ってくれている
chellyちゃんに、コーラスの部分はたまにお世話になってますオオヒナタさんにやってもらってそれを
VSQデータに変換して使わせてもらっているんです。これ元の歌とソロで比較すると本當に本人ぽくて
すごく面白いんです。この謎の技術、実は昔からあって自分が初めて目にしたのはミクが出始めてしばらく
経った頃。ぼかりすってやつなんですが、ミクが浜崎さんの曲を歌ってくれるという動畫があって、
それが衝撃的で。當時を知っている人なら皆思ったと思います。うおお、あゆだ!って。

いや、ミクなんですよ?でもそう不思議と聴こえるんです。それについに自分も手を出してしまいました。

で、なら割りと簡単だったでしょって言われそうですが、やってみてわかりました。こっちのほうがキツイ。
まず人のピッチの揺れはミクの場合倍音が少ないせいで単純にオンチに聴こえるんです。なのでまずオートチューンで
超細かく修正。ミクなのにケロると人以上に修正した感が強く出るのでものすごく気を使いました。

その後人っぽく聴こえるように歌い出し、歌い終わりに人の息成分を混ぜ込み、子音部分もタイミング作り直して
自然になるように調整。文字にすれば簡単な作業ですがこれだけで2週間くらい。もうね、
二度とこの作業やりたくないと思いましたが、ミクさんへの愛でなんとかモチベーションをカバー。

そしてここまでで出揃ってきてようやくミックスを開始したんですが、ここで問題発生。トラック數が
多すぎて再生できないんです。自分のレコーディング環境は96khz32ビットなのでそれはまあ當然のこと
といえば當然のこと。

ここで普通ならステム化してオーディオにしたりするんですがここでも自分はチャレンジしてしまいました。
プロツールスには2台をリンクさせて使うシステムリンクというモードがあって、それを使えば
そのままミックス作業ができるんじゃないかと。で周りに聴いてみたんですがそんなのやってる人いないと。
で誰もが懐疑的なことを言うんです。無駄じゃない?って。でも、海外の記事見ますとハリウッド映畫なんか
ではプロツールスたくさん並べて作業してるんです。ならやってみたいじゃないですか。

ただ、それをやるには自分にもプロツールスが最低もう一台ないと、當然ながら出來ません。

ならばということで2台め、買ってしまいました。頭の中ではカイジのパチンコ編のおっちゃんのシーンみたいな狀態
でした。昔買ったときより1,5倍くらい値段高くなってるし、、、。でもこの曲の理念はやりたい
と思うことをやりきること。妥協はしません。というわけで2台め購入しまして、その後そこから割愛しますが
相當紆餘曲折を経てミックスがやっとのこと終わり今度はマスタリング。

そこでも新しいものにチャレンジしてしまったんです。システム6000というシステム(?)がありまして、
ふとしたことがあって、いきなりそれを使ってみようということになったんです。
ご協力頂いたスタジオデデの吉川さん、本當ありがとうございました。

そして気づいたら3日経ち、で、ついに完成したのでいよいよアップしようという段階になって、
動畫にエンコードすると音がめちゃくちゃ変わってしまうという事に気づきました。

ということで動畫をエンコードしてくれたナックさんに全種類の書き出しをしてもらいこちらで全て
聴いてみた結果、プレミアという動畫編集ソフトがあるんですがそれのAACバージョン1のアップサンプリング
モードでマスターの音源と同じ周波數でレートは最大の256kbpsで書き出したものが一番自然だったので
それで動畫ファイルを作ったんです。

そしてついに完成にこぎつけついにアップだ!となったところで、神は最後まで試練をワタクシメに科したのです。
なんとニコニコ動畫にこの動畫をアップするとホワイトノイズが箇所箇所で爆音で鳴ってしまうという。

自分はちゃんと100メガ以內に抑えているしMP4だし長い間プレミアム會員だし最近食制限して
健康に気を使っているはずなのに、この仕打ち。そこでまた検証を始めます。

結果AACはLCというノーマルモードにしないとノイズが載るということで、ニコニコ動畫にアップしているものは
実はちょっと音悪いんです。それに対してYouTube。こちらはそのままアップできましたがサーバーで強制
エンコードされるそうでこちらもちょっと音が悪い。

なので、そのまま自然な感じで聴きたいという人はめんどくさいですがインストデータと歌ステムデータを
組み合わせて音聲編集ソフト上で聴いてもらえたらと思います。

ここまでやっといてフル版がフリーでダウンロードができないのは、実はこの曲配信限定で販売している楽曲なんです。
なのでフルは流せないんです。しかも配信サイトのはゲーム用にバランス取ったものなので今回の
動畫の音源のほうが観賞用に耐えるクオリティになってたりします。そこを踏まえた上でそれでもお佈施のつもりで
各配信サイトから買ってやるよーって方、いらっしゃったらそれはそれは自分嬉しく思います。

そしてこの曲は多くの人に気に入られるよりも自分みたいな境遇だった人や今現在そうだよって人
に聴いてもらえて、少しでもその日を生き延びる糧にしてもらえたらいいなと思ってます。
ここまでの長文は自分も書いたことありませんが、文字數にして約7000文字。思ったより書いてないなと思いました
ので、次があったらもっと書いてみたいなと思います。
それでは失禮します。
ryo(supercell)
2016
6.11
翻譯:

《罪之名字》的各位聽眾,甚至願意下載這篇後記閱讀的您——能讓作品誕生這件事變得如此有意義,真的非常感謝。

說到"後記"這個概念,或許有人會疑惑"後記到底是什麼?"。這其實源自我的個人歷史——當年剛開始看NICONICO動畫時,我特別崇拜的歌手Gazelle(ガゼル)小姐(後來在supercell擔任主唱,現在以個人身份活躍)總會在歌曲視頻旁附贈這樣的文字後記。於是我也開始模仿這種形式。

這次的後記恐怕會變得格外冗長。我從出道起就堅持每週三發送訂閱制電子郵件,最初受限於翻蓋手機只能寫200字左右,如今單期內容已膨脹到3000字。所以請做好心理準備閱讀這篇與歌曲創作同樣漫長的後記吧。

這次創作的契機來自SEGA的《Project DIVA》遊戲邀約。上次創作《ODDS&ENDS》也是類似流程,真的很感謝他們每次都提供創作契機。如果說上次是以初音未來為主題創作故事,這次則是為了自我突破——哪怕可能失敗,也要製作能激勵自己的音樂。

然而這個初衷讓我陷入創作迷宮,最終嚴重拖延交稿期限。面對SEGA工作人員雪片般的催促郵件,我居然還能厚著臉皮回覆"請再等等",這份作品完全是靠著他們的超凡耐心才得以完成。在此再次致歉,也慶幸自己終於做出了滿意的作品。

我決定採用極其任性的創作方式:只為取悅自己而鳴響的音樂。這導致製作週期異常漫長。在確定核心主題時,我不斷自問內心深處渴求什麼,最終找到了答案——"想成為普通人"。成為人類(霧)

這裡的"普通"並非字面意義,而是社會群體中佔多數的存在。我始終感覺自己處於最底層,甚至是被踐踏的底層。這種無法融入主流的痛苦,最終轉化為對音樂的執著。

我初次接觸音樂是在小學一年級開始學鋼琴的時候。當時還天真地說過"將來要當鋼琴老師"這樣的夢想,轉眼就到了初中。初中一年級時,我遭遇了至今仍屬社會問題的校園霸凌。不同於普通的排擠孤立,我的情況更為複雜——會突然被某些人拳打腳踢,被多數人視而不見地迴避,而最令我窒息的是持續的經濟勒索。最近新聞裡常見的惡性事件,其實早在當年就發生在我身上。作為初中生被反覆索要數萬日元的金額,施暴者中既有學長及其弟弟,甚至還有小學生參與。

每天上學和外出都充滿真實的恐懼。這種感受,想必過著正常校園生活的人永遠無法理解。我在老師、同學和家長面前始終裝作無事發生。要問為何選擇沉默,簡而言之就是害怕一旦說出口,自己最後的容身之處也會徹底消失。我學會了用"自我消除"來麻痺痛苦——把自己當成低於普通人的奴隸般存在。比起學習或玩耍,每天最重要的課題是躲過所有人的視線安全回家。即便如此,施暴者仍會尾隨到家門口。光是想到明天還要繼續這樣的生活就令人崩潰,但最終我還是沒能向任何人傾訴。坦白說,整個初一學年,我都不覺得自己算是真正活著。看著對一切渾然不知、享受著日常的同班同學們,內心充滿難以言喻的羨慕。

升入初二後,我開始跨學區參加補習班。儘管精神瀕臨崩潰,但從未考慮過拒絕上學,畢竟我把所有遭遇都隱藏得天衣無縫。實在喘不過氣時,便開始在外界尋找容身之處。在補習班結識的朋友們毫無偏見,都是些有趣的傢伙。我們可以盡情歡笑,課後也常結伴遊玩。或許對他們而言這只是普通社交,但於我卻是難以置信的幸福。正是這些朋友帶我走進了歐美搖滾的世界。Van Halen、Metallica、芝加哥樂隊、深紫樂隊、鐵娘子樂隊...清一色的硬核搖滾。即便在當時,這些也已是相當老派的音樂,但它們帶來的衝擊讓我徹底沉迷(不過至今仍無法理解管風琴音色的魅力,笑)。

初三那年,我遇見了改變人生的樂器——合成器。這個能創造無數聲音的魔法裝置讓我如痴如醉。最初還會購買昂貴的樂隊總譜來編曲,但總譜價格高昂又不夠細緻,不知不覺間就開始自己創作了。用渾厚的貝斯音色充當旋律,把鑔片發出的謎之噪音當作伴奏。雖然完全未經專業學習導致編曲混亂,但將各種聲音胡亂拼湊的創作過程,逐漸成為了我專屬的避風港。

讀到這裡的各位應該能理解我為何執著於"想成為普通人"了吧。或許有人會憐憫我的遭遇,在此深表感謝。不過這個故事還有後續——我很快意識到自暴自棄毫無意義,雖然自卑感仍會突然襲來讓人動彈不得,但每當接觸音樂的瞬間,我就能坦然做回真實的自己。我學會了:痛苦終將淡忘,人生本就充滿無可奈何之事。

讓各位沉浸在如此陰鬱的回憶裡實在抱歉。不過現在的我已能平靜地回顧過往,請放心閱讀。總之,我就是這樣在音樂中成長起來的。接下來要講述的歌曲創作故事可能會長得離譜,畢竟結合了這些特殊的人生經歷,我在鋼琴旁哼著旋律填詞,最終誕生了這樣的作品:

故事圍繞三人展開:因容貌自卑的少女、厭惡扭曲事物的盲眼溫柔少年、以玩弄命運為樂的女神。少女出生時就被女神詛咒面容,在歧視中遇到看不見她容貌的盲眼少年。當女神惡作劇般治癒少年雙眼時,卻忘記魔法會解除先前詛咒——重見光明的少年目睹少女真容的瞬間,故事迎來戲劇性轉折。黑色百合花的設定源自"無人見證時贈予心儀對象即可締結良緣"的傳說,最終這對男女在女神無心插柳下終成眷屬(雖然劇情存在漏洞還請包涵)。少女原型參考了勵志演說家Lizzie Velasquez,她的生存意志為歌曲注入了力量。

曲名《罪之名字》源於對先天遭受歧視者的叩問:這種痛苦該稱之為何種罪名?難道他們的存在本身就是罪過?

關於曲長6分30秒這點,我承認有悖時代潮流。自己做聽眾的話恐怕也不會聽完。但越是忠於創作衝動,作品就越容易冗長——大概這就是缺乏音樂才能的證明吧。不過最不可思議的是,明明NICONICO本非鑑別音樂才能之地,卻總有人能從不成熟的投稿中發現璞玉(包括我自己早期的低質量作品)。這些聽眾究竟如何預見到創作者的可能性呢?真希望索尼能成立專門發掘VOCALOID聽眾的部門,畢竟他們可比專業星探厲害多了。

言歸正傳,這首表面普通的曲子其實暗藏精密編排:捨棄電吉他,以絃樂四重奏為基底,改用班卓琴與古典吉他(由TEST神乎其技演奏);前奏採用中世紀手搖風琴Hurdy-gurdy(經多層人脈才找到演奏者)與蘇格蘭高地風笛(現場音量足以震撼鄰山);豎琴由朝川女士行雲流水般演繹;鐵琴/鋼琴由我親自演奏(自認從"超爛"進步到"普通爛")。節奏組方面:SHOBON的鼓點精準如機械,二村的貝斯與即興腳踏聲部相得益彰,甚至動用鐵桶/木棒/舞台共鳴台錄製打擊樂,連砂粒摩擦聲都是現場實錄。最瘋狂的是硬幣旋轉音——為捕捉完美節奏匹配聲,我在錄音棚轉了上百次硬幣。

人聲部分採用價值兩萬円的VOCALOID轉換軟件,將EGOIST主唱chelly與和聲歌手大日向的演唱數據導入初音未來。雖然效果驚豔(聽著簡直像本尊演唱),但後期調整音高/呼吸聲/子音就耗費兩週——明明該是虛擬歌手,修正工程卻比真人更費勁。

混音階段更遭遇工程文件過載危機,最終豪購第二台Pro Tools主機並聯運作(價格是初購時的1.5倍!)。母帶處理冒險採用System 6000傳奇設備,卻在視頻編碼時發現音質劣化。經反覆測試,NICONICO版被迫降質,YouTube版也難逃壓縮命運。完整版雖無法免費公開(遊戲配信版已做平衡調整),但視頻版音質更適宜鑑賞。若您通過正版渠道支持,將是我無上的榮幸。

這篇約七千字的後記仍覺意猶未盡。此曲最希望能傳達給那些身處困境的人——願這些音符能成為你們繼續前行的食糧。那麼,就此擱筆。

ryo

展開通知原文[2]

こんばんは。もはや更新しなさすぎてここのブログ見る人などほとんどいないだろう、
というなか唐突に更新。そしてミクちゃん曲、罪の名前、ニコニコとYouTubeに
今から何分か後に投稿します。
もはや話すと相當長い語りになるであろうこの楽曲、文字數が少なければ少ないほど
良いと思われる昨今、自分が今ここに思いなんかを書くのは長さ的にも不適切な気が
する。というわけであとがき的なものをあとで作ります。興味ある方だけダウンロードして
見てもらえたらと。

そして今回インスト、マイナス1のいわゆるカラオケ音源と逆に歌だけ音源
の3種類を用意しました。ダウンロードURLは各動畫のコメント內に
あります。データは44.1khz24bitとAACの2つそれぞれに入ってます。
ぜひ歌ってみてほしいと思います。そしてそして、エントリー分けて
以下に続きます。
翻譯:晚上好。久未更新的這個幾乎無人問津的博客,卻突然要發佈新動態。初音未來的新曲《罪之名字》將於數分鐘後在NICONICO和YouTube同步投稿。

在這個連文字說明都追求極簡的時代,若在此詳述創作理念恐顯冗長。因此後續將另行製作附贈後記,有興趣的讀者可自行下載閱讀。

本次準備了三種音源:純伴奏版、去人聲版(即卡拉OK版)及僅人聲版。下載鏈接詳見各平台視頻評論區,提供44.1kHz/24bit無損格式及AAC壓縮格式。誠邀各位嘗試翻唱。

更多詳情將在後續條目中補充。

同時,時隔6年之後,ryo也重開twitter,為本曲做宣傳[3]

本曲插畫師於2017年7月1日去世。

歌曲

詞、曲 ryo(supercell
曲繪
PV Code ナック
初音ミク

FULL PV為玩家自製→_→官方遊戲原版PV僅3分鐘

av4930190寬屏模式顯示視頻
正在加載中,若長時間空白則說明是網絡問題……

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正在加載中,若長時間空白則說明是網絡問題……

歌詞

翻譯:momoco 校對:Ica[4]

本段落中所使用的歌詞,其著作權屬於原著作權人,僅以介紹為目的引用。

運命の女神様が目をとめた
命運女神停下了流轉的目光
「なんて可愛い赤ん坊だこと。
「多麼可愛的嬰兒啊。
そうだわ!あの子に魔法をかけて遊びましょう」
對了!給她施加魔法玩玩吧」
くぼんだ両目 痩せぎすな體
凹陷的雙眼 瘦弱的身材
私を見れば誰もが言うのです
見過我的人都會異口同聲的說
「化け物!
「你不是人類
お前は同じ人間じゃないんだよ」と
你這個怪物!」
悲しいなんて思わない だって
我沒有感到絲毫悲傷 因為
思えばほら また涙があふれてくるわ
去介意的話 又會變得悽愴流淚了
もしも願いが一つ葉うなら
如果能實現一個願望的話
世界でたった一人だけの友達を
我想要試著去相信
生きることは素晴らしいこと
僅僅只是唯一的朋友能夠活著
そんな風に私も思ってみたい
也可以是很美好的事情
「鼠はなんで嫌われるのでしょう?」
「為什麼大家都討厭老鼠呢?」
彼らは笑って「汚いからだろう」
他們笑著說「因為很髒啊」
「それなら答えて、目の見えない僕のために。
「那麼你們回答我,對我這個雙目失明的人
見てみぬふりに理不盡な差別、
裝作視而不見的差別對待,
それって鼠とどっちが汚い?」
難道不是比老鼠還要骯髒嗎?
後退る彼らに続けて言うんだ
被嚇到後退的他們這麼說道
「二度とするな!」
「下次別再胡說!」
嬉しいのになぜでしょうか だって
為何我會感到喜悅 那是因為
涙がほら やっぱりあふれてくるのです
看吧 眼淚果然已經決堤而下
もしもなりたいものになれるなら
如果能成為理想中的樣子的話
あなたの前では普通の女の子に
想在你面前像個普通的女孩子
想うほどに胸が苦しい
越是思考越發痛心徹骨
どうして私は私なのですか?
為何我是這個樣子呢?
君は優しい女の子
你是溫柔的女孩子
なのにいつも自分を責める
卻一直痛苦自責
慰めてあげたい君を
想要送給你什麼安慰你
そうだ ここに咲いた
對了 就將在這裡綻放的花
花を君にあげよう
送給你吧
それは見事な白いユリの花
那是盛開著的白百合
そっと君の近くに置いていくよ
就放在你的旁邊了哦
運命の女神様は意地悪だ
命運女神是如此地壞心眼
「醜いあの子を見たらどんな顔
「看到那個醜陋的孩子
するんでしょう、見ものね」
她會作何表情呢,好好奇啊」
目よ治れと魔法をかける
施加了雙眼復明的魔法
花は黒く闇のように染まる
百合染上了黑暗的色彩
それは不吉な黒いユリの花
那是不吉利的黑百合之花
「お前に彼から贈り物だ、
「那是他送給你的禮物,
そら拾いなさい」
快撿起來」
ああ これはきっと罰です だって
啊啊 這一定是懲罰吧 因為
私が身の程知らずに戀をしたから
我不知不覺間墜入了愛河
いっそ死んでしまえばいいのでしょう
乾脆就這樣骨化形銷如何
あなたは叫ぶ
你大聲喊著
「泣かないで、僕がずっと
「不要哭了,我會永遠
死ぬまで側にいる。だからさ、
陪伴在你的左右。所以,
今日から君は普通の女の子さ」
從今天開始你便是普通的女孩子了」
……それに見なよ?
……你看看那?
悪夢のような魔法はほら
噩夢般的魔法
解けたみたい
已經解開了

作品收錄

遊戲

獲得週刊niconico排行榜冠軍的虛擬歌手歌曲
前作
ドーナツホール
罪の名前
(#475)
後作
拝啟ドッペルゲンガー


外部連結及注釋

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